なぜ音痴の僕がベルティングを習得できたのか?

 

こんばんは、ボイストレーナーの金子です。

 

 

 

今日は僕や生徒さんがどんなふうにベルティングを習得してきたのか。

 

めちゃくちゃ重要なベルティング習得の手法に

 

ついて話していきたいと思います。

 

 

 

ちなみに今日お話しする手法は

 

この業界で全く語られない手法ですが、

 

 

 

僕自身が今まで100以上見てきたボイトレメソッドの中で

 

もっとも再現性が高い手法です。

 

 

ぜひ最後まで読んでいってくださいね。^^

 

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さて、もう何度もお話ししている通りで、

 

元々歌がド下手だった僕ですが、

 

今ではかなり歌唱力を高めることができました。

 

 

 

たとえば大きな変化で言うと、

 

地声のまま高音を当てられるようになりましたね。

 

 

 

そしてそれにリンクして

 

壁にヒビが入るほどの声量を出すこともできるようになり、

 

 

 

太い声で歌える選択肢が増え、

 

歌える曲のレパートリーが大幅に広がりました。

 

 

 

元々は柔らかい声しか扱えなかったのでバラードしか歌うことができなかったけれど、

 

今ではアップテンポな曲やロックテイストな曲も歌いこなすことが

 

できるようになってきました。

 

 

 

そして何より周りの反応がガラッと変わったことが本当に嬉しかったですね。

 

 

 

今までただの一回も歌を褒められた経験なんてなかったので、

 

カラオケやライブで歌を褒められるようになり始めた時は

 

本当に嬉しかったんです。笑

 

 

 

たとえば僕の歌を聴いて涙を流して感動してくれる人や、

 

狂ったように僕の歌を褒めちぎってくれる人まで出てきたりだとか。

 

 

こんなの普通に生活してたら、経験できない光景じゃないですか。笑

 

 

 

こうやって誰かに認めてもらえたり、

 

誰かの力になれることが少しでもできているのなら、

 

本当にボイトレを頑張った甲斐があったなと思います。

 

 

 

そして僕自身、音痴からここまで歌唱力を高められたのは、

 

シンプルにベルティングを習得したからです。

 

 

 

じゃあどうやってベルティングを習得したのか?というと、

 

その答えはただ一つ。

 

 

身体全身で歌えるように訓練した

 

ということです。

 

 

 

もっと言えば、

 

身体全身のパワー(エネルギー)を喉に送り届けるための

 

訓練をしてきたんですよ。

 

 

 

たとえば、おでこを刺激しながら

 

ベルティングの練習をしたり、

 

猫背になりながら裏声の練習をしたり。

 

 

 

時には、足の裏からベルティングにアプローチすることもありました。

 

 

 

こんなふうに、一見まったく喉とは関係ないような

 

パーツをうまく使う練習をしてきたのです。

 

 

 

やっぱり身体全身のエネルギーを利用すると、

 

簡単に力強い高音が出せるんですよ。

 

 

 

僕らの身体って、足の裏から頭のてっぺんまで一本の筋膜でつながってるんですね。

 

 

 

足の裏、膝、太もも、喉、おでこ…

 

これらの身体全身のパーツは全部つながっているのです。

 

 

 

そしてそのつながりをきちんと理解して使いこなせるように

 

訓練すると、身体全身の莫大なエネルギーを喉に運ぶことができるんですね。

 

 

 

だから凡人の僕でもあっさりとベルティングを習得できるようになったのです。

 

 

 

「今までの努力はなんだったんだ?」

 

ってちょっと拍子抜けしてしまいましたね。

 

 

 

もちろん僕の知人や、生徒さんにもこの手法を教えるのですが、

 

みんな地声の高音がグングン伸びていきます。

 

 

 

そして地声が伸びると今度は声量が出て、

 

さらに声も太くなっていきます。

 

 

 

身体全身で歌えるようになることで、

 

あらゆるスキルが次々と身についていくのです。

 

 

 

ただその一方で、ほとんどの人が身体全身で歌う大切さに気づかないままなんですよ。

 

(教えられてないのだから当然ですね。)

 

 

 

だからあれこれといろんな方法を試しても、地声感が出ない

 

で彷徨ってしまってるんです。

 

 

 

たとえば

 

地声の音域を1音1音地道に伸ばそうとして音域が停滞した

 

知り合いもいるし、

 

 

裏声を強めて地声っぽくしようとしたら、細いキンキンした

 

声になってしまった…

 

 

こんな人も僕のところに来ます。

 

 

 

このように身体全身を使う視点がない人たちは、毎日のよう

 

に練習しても地声の音域が伸びていかないのです。

 

 

 

そして地声で高音が出せないから、

 

裏声みたいな弱い高音になり、

 

それは細い声を産み、

 

細い声では倍音不足で声量が出ません。

 

 

 

ゆえに楽器やオケに声が埋もれるから

 

ますます喉に力を入れるし、力めば声質は明らかに汚くなるし、

 

ピッチ(音程)もブレます。

 

 

 

当然、そんな歌唱を認めてくれる人などいないからどんどん

 

歌に対しての自信を失って、最後は歌自体を諦めてしまう人もいます。

 

 

そんな人を数えきれないほど見てきました。

 

 

もう最悪のループに入って抜け出せなくなっちゃってるんですよ。

 

 

 

そんな負のループに陥ってる人たちを見ていると、

 

ベルティングを習得する訓練法さえきちんと学んでいたら

 

地声のまま強い高音を出せていたのに…。

 

 

 

と、すごく残念でもどかしい気持ちになってしまいます。

 

 

 

せっかくのポテンシャルが潰れてしまってるのを見ると

 

もったいないと思っちゃうんですよね。

 

 

 

だって、ベルティングの習得方法には

 

決まりきった型があるんですよ。

 

 

 

その型をちゃんと理解したら、

 

あとはもうやるだけなんですね。

 

 

 

この筋肉とあの筋肉鍛えて、あのパーツ動かせるようにして、

 

このパーツとこのパーツを組み合わせて動けるようにして、、

 

 

 

こんなふうに、ゴールまでの地図を握りしめて歩くみたいに

 

スルスルとベルティングを習得できてしまうのです。

 

 

 

やることがハッキリ分かった状態というのは、

 

やる気もみなぎるし、何より練習していてワクワクします。

 

 

 

着実にゴールに近づいている、という確かな実感があるからです。

 

 

 

だから間違った方法で何年もベルティングを習得できない人を見ていると、

 

いてもたってもいられなくなっちゃうんですよ。

 

 

 

正しい方法で訓練すればベルティングは誰でも習得できます。

 

(もちろん最低限の努力はしなきゃダメですけどね。)

 

 

 

これを読んでくれている時点で努力もできるし理解力も高い人が

 

ほとんどだと思うのでそこは問題にならないと思います。

 

 

ぜひベルティングを習得して、一気に歌唱力を高めていきましょう!

 

 

 

それでは、ありがとうございました。

 

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