歌に才能は必要?

 

こんにちは、ボイストレーナーの金子です。

 

 

レッスンをしているとよく聞かれるのが、

 

「歌に才能は必要ですか?」

 

という質問です。

 

 

「元の地声が低いから高音が出ないですか?」

 

「声質が悪いからボイトレやるだけ無駄?」

 

「音痴がプロ並みに上手くなるのは無理?」

 

大人になってからボイトレやっても、伸びづらい?」

 

 

今までいろんな質問をされてきたし、

 

ネットとかでも、こんなことを囁く人が大勢います。

 

 

そして、そういう噂を信じて

 

「才能がないんだ…」と、自分から歌を諦めていく人が多いみたいですね。

 

 

でも結論から言うと、歌は才能じゃありません。

 

正しい努力をすれば、必ず歌は上手くなります。

 

 

じゃあ、どうしてどんなに練習しても

 

上手く歌えない人がいるのか。

 

 

それは、歌うための筋肉が足りないからです。

 

 

歌唱は、スポーツと同じで筋肉運動なんですよ。

 

 

喉の中にあるたくさんの筋肉をうまく使って歌える人だけが

 

うまく歌える。

 

 

そんな、ある種のスポーツなんです。

 

 

だから、喉の中にある筋肉をちゃんと鍛えてあげないと

 

上手く歌えないのは当然なんですね。

 

 

でも逆に言えば、正しい方法で喉の筋肉を鍛えれば

 

たいていのことは解決します。

 

 

声帯を引き伸ばす筋肉を整えれば高音は出るし、

 

喉を4方向に動かす筋肉を鍛えれば、声質は自由自在に変えられるし、

 

声帯を閉じる筋肉を鍛えれば、声量だって出せる

 

裏声の筋肉を上手に使えれば、音痴も改善されます

 

 

 

でも、これらの筋肉って

 

普通にボイトレやってるだけじゃ、意識して鍛えられないし、

 

ましてや普段の生活で使うことなんてまずないです。

 

 

だから、シンプルにまず “喉の筋肉不足” で

 

声が出ないで悩んでいる人が9割を占めている。

 

 

ただそれだけのことなんです。

 

 

喉の筋肉が足りてない状態で、

 

「なんで僕には歌の才能がないんだ!」

 

と嘆くのは、

 

ヒョロヒョロのガリガリ体型で、

 

「なんで俺はベンチプレス150kg 持ち上げられないんだ!」

 

と叫んでるようなものです。

 

 

 

筋トレの場合は、体型が目に見えるので、

 

「はいはい、僕の筋肉が足りないのね。」と納得できても、

 

喉の場合は筋肉が目に見えないので、仕方ない部分はあると思うんですけどね。

 

 

もちろん僕だって、昔は音痴だったので

 

自分の才能のなさに絶望したこともあります。

 

 

必死にボイトレに通っているのに、いつまで経っても高音が出ないとき、

 

高音を出せる友達にどんな練習をやっているか聞いたら

 

「何もやってないよ〜」と言われて、

 

「不公平だ!」とひとり叫んだ時もありました。

 

 

元の声が低いから、ボイトレやったって高音は出ないんだ…

 

そんなふうに諦めかけた時もありました。

 

 

それでも、僕は正しい練習法に出会って、喉の機能を1つ1つ高めて

 

歌唱力を上げることができたんです。

 

 

やっぱり“喉の筋肉不足の問題”が、勝手に“センスや才能の問題”に置き換えられちゃうのは

 

本当にもったいないことだと思います。

 

 

正しく喉の筋肉を鍛えれば、必ず歌は上手くなります。

 

僕らは才能なんか気にせずに、正しいボイトレで圧倒的な歌唱力を手に入れましょう。

 

 

それでは、ありがとうございました。