ボイトレで失敗しない〇〇のやり方

 

 

こんにちは、ボイストレーナーの金子です。

 

 

昨日、公式LINEで

 

「長いことボイトレやってるんですが、いまだに高音でないし、

 

伸び悩んでます。

 

どうしたらいいですか?」

 

と質問をもらいました。

 

 

特に独学だと

 

なかなか頼れる人もいなくて、伸び悩んでいる人が多いみたいですね。

 

 

そこでまずやってみて欲しいのは、自分の声を録音することです。

 

 

理由はシンプルで、

 

客観的に自分の声を聞かないと、自分の声の悪いところが

 

分からないからです。

 

 

当たり前ですけど、

 

悪いところが分からなければ、何を改善していけば良いのか分からないんですよ。

 

 

実際、僕も先生に習い始めてからも伸び悩んでいた時期があったんですけど、

 

そのとき、実は”録音が大事なこと”を知らなくて、

 

自分の声を録音してなかったんですよね。

 

 

で、それを先生に見透かされて、

 

「お前、自分の声を録音してないだろ!」

 

と怒鳴られて、まさに図星でした。w

 

 

そこからは、自分の声を徹底的に録音するようにして、

 

いかに自分が正しくトレーニングできてないか?

 

が分かってショックでした。

 

 

やっぱり録音した声を聞くと、

 

今まで知らなかった自分の悪いところがたくさん見えてくるから、

 

現実を受け止められなくてショックなんですよね。

 

 

「え?こんな気持ち悪い声出してたんかい。。」みたいな。

 

 

上手く声を出せない自分を受け入れられない、、というか。

 

やっぱりプライドが高かったんですよね。僕は。

 

 

でもそのプライドを投げ捨てて

 

しっかり録音して自分の声と向き合ってからは、

 

 

自分の悪いところがハッキリ理解出来て、

 

すぐに修正できるようになったので、録音してからはぐんぐん歌唱力が伸びていったんです。

 

 

もちろん、最初は自分の声と向き合うのが嫌なのは

 

めちゃくちゃ分かります。

 

 

ただ、ボイトレの効果が革命的に変わるので

 

トレーニングするときは、録音してみてほしいなと思います。

 

  • 録音するときのポイント

 

あと、一つ注意点ですね。

 

それは、質の高い”ボイスレコーダーで録音することです。

 

 

これを守らないと、そもそも録音する意味がないどころか、

 

効果がマイナスになる可能性すらあります。

 

 

というのも、

 

スマホのレコーダーだと、声の細かいニュアンスまで聞き取れないんですよ。

 

 

基本的に、声を録音するときは、

 

 

息が漏れているかな?とか、

 

仮声帯が動いてないかな?

 

とか。

 

 

トレーニングの注意点と照らし合わせながら、

 

声の細かいニュアンスを注意して聞き取らないといけません。

 

 

ただ、最新のスマホのレコーダーでも、音質の問題でそれが難しいです。

 

 

僕も今でも、i phoneでちゃちゃっと自分の声を録音するとき、

 

「いやいや、細かいニュアンスがまったく聞き取れないよ。。」

 

となることがよくありますからね。

 

 

だからこそ、ある程度良質なレコーダーを使うようにしてほしいんです。

 

ちなみに、僕が昔買ったレコーダーはコレです。

 

 

 

タスカム DR-05

 

 

• 息の量

 

• 低音や高音の響き

 

•声帯の閉鎖

 

• 仮声帯のノイズ

 

 

などなど、

 

細かいところまでクリアに聴こえるから、自分の声の悪いところがハッキリ分かります。

 

 

1万円しますけど、結果、練習の密度がぐっと高まったので、

 

かなり安い投資だったなと思います。

 

 

今スマホで録音していたり、そもそも録音してない人は

 

ぜひ買ってみてください。

 

 

あとこれはレコーダーに限らず、

 

音楽系の機材は、歌唱力に直結するので、

 

多少高くても良質なものを買うべきです。

 

 

本気で上手くなりたいなら、

 

機材には惜しみなくお金を投資してください。

 

 

実際、「録音なんてスマホで十分だ」と言って、

 

スマホの録音機能でボイトレしてる知り合いがいますが、

 

 

いまだに、「低音の声が聞き取りづらい」だとか、

 

ぶつぶつ文句言ってます。

 

無論、3年くらい練習していても、ちっとも成長してません。

 

 

だから、彼やむかしの僕のように練習の効率を落とさないように、

 

まず、良質なレコーダーを買うことから始めてみてください。

 

 

これやるだけでも声は激変しますよ。

 

 

それでは、ありがとうございました。