薬と飲み方はセット

 

 

こんばんは、ボイストレーナーの金子です。

 

 

昨日新しくスクールに来てくれた生徒さんから

 

「高音を地声で叫んでしまうので悩んでます」

と質問をもらいました。

 

 

5年も練習して上手くいかなかったということなので、独学時代にやっていたという トレーニングメニューを見せてもらったんですが、

 

 

そのメニューを見た僕はギョッとしました。

 

 

というのも、

 

彼のやっていたトレーニングは素晴らしいものだったからです。

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ただ、実際に彼の声を聞いて、全ての原因がわかりました。

 

 

 

これ、彼のトレーニングの手法が悪かったのではなくて、

トレーニングの”取り組み方”が悪かったのです。

 

 

トレーニングの手法って薬みたいなものなんですよ。

 

 

 

どんなにいい薬でも、その飲み方によっては

副作用で死ぬこともありますよね。

 

 

それと同じように、どんなにいいトレーニングでも

取り組み方によっては、歌は上達しないんです。

 

 

今は、ちょっと検索すれば、

すぐに沢山のトレーニング方法が出てくるいい時代になりました。

 

 

ただ、そのトレーニングをどう活用するか?

 

 

そんな“薬を処方する知識”を知らない人が多すぎるから、どんなにトレーニングをやっても

 

上手くいかないんですね。

 

 

• どのくらいの量を飲むのか?

 

• どんな薬を組み合わせるのか?

 

• どのタイミングで薬を止めるのか?

 

•どのタイミングで薬を再開するのか?

 

• 症状に合った薬を処方できるのか?

 

 

こういう、

トレーニングの”取り組み方”を知らない人が多いのです。

 

 

実際、さっきの彼も高音で声が細くなって、

 

苦しそうな声に聞こえることに悩んでましたが、

その原因は、喉が上がりすぎていることだったんですね。

 

 

だから、彼は”喉を引き下げるトレーニング”をやれば

 

よかったわけです。

 

 

でもそこで彼は、”さらに喉を引き上げるトレーニング”を

 

選んでしまったのです。

 

 

その結果、さらに喉締めが悪化してまともに高音が出なくなり、

 

カラオケでは歌える曲がほとんどないみたいです。

 

 

でもこれって、彼が取り組んでた「喉を引き上げる」トレーニングそのものが

 

悪かったのか?

 

というと、ぜんぜん悪いトレーニングではありませんでした。

 

 

むしろ使い方によっては、最強の薬になるものだったんですよ。

 

 

ただ、彼はその薬の処方を間違えてしまった。

 

彼は「頭が痛い!」と叫びながら、よく効く胃薬を飲んでいたのです。

 

 

シンプルに彼に薬を飲むための知識がなかっただけなんです。

 

 

たとえトレーニング法が良くても、取り組み方を知らなければ

 

ボイトレは上手くいかない。

 

 

そんないい例だと思います。

 

 

だからこそ、あなたには

 

どんなトレーニングをやるか?を考えるのと一緒に、

 

“どんなふうに”トレーニングに取り組むか?をセットで考えて欲しいのです。

 

 

ボイストレーニングでは、”薬と薬の飲み方はセット”です。

 

 

そして、薬の飲み方”を学んだ人間は、一気に周りと差がつきます。

 

 

トレーニングの薬なんてものは、ちょっとググれば

 

(貴重な薬は別として)基本的な薬はうじゃうじゃ出てくるし、

 

だれでも簡単に手にできる情報だからです。

 

 

 

でも“薬の飲み方 “ みたいな専門的な知識は

 

秘匿性の高い貴重な情報なので、調べたところで一切出てきません。

 

 

当たり前ですよね。

 

 

“お医者さんの薬の処方の仕方” みたいな情報は、

 

ふだん僕らが目にすることがないじゃないですか。

 

(逆に素人がふつうに知ってたら怖い)

 

 

何千万円という高いお金を払って医学部に入って、医者になった一部の者だけが

 

知ることができる秘匿性の高い貴重な情報です。

 

そこらにゴロゴロ転がってるような情報じゃありません。

 

 

ボイトレも同じです。

 

トレーニングの処方の仕方はただ普通にボイトレしてるだけでは

 

まず間違いなく手に入れることができない情報です。

 

 

だからこそ僕は、薬だけではなく、

 

“薬の飲み方”を学ぶために

 

秘匿性の高い情報にガンガン投資してきました。

 

 

たとえば、専門書や教材を買い漁ってきたし、

 

時には、50万円もする解剖学の合宿セミナーに参加するために、

 

渡米したこともあります。

 

 

もちろん、目に見えない情報に沢山のお金を投資してきたのは、僕が馬鹿だからじゃありません。

 

 

たった1つの貴重な情報が、5年、10年もの無駄な時間を

 

ショートカットしてくれることを知っているからです。

 

 

ボイストレーニングは、”知っているか知らないか”の世界です。

 

才能でもなんでもなく、ただの情報戦なんですよ。

 

 

どれだけ多くの薬と、その飲み方のパターンを知ってるか?でしかありません。

 

何度も言いますが、ボイトレはただの知識ゲーです。

 

 

だからこそ僕らは、貴重な情報をどんどん学んで、圧倒的なスピードで

 

歌唱力を高めていきましょう。

 

それでは、ありがとうございました。