最短で歌が上手くなる〇〇の仕方

 

こんにちは、ボイストレーナーの金子です。

 

 

今回は、最短で効率良く歌が上手くなる方法を解説します。

 

  • 歌の上手い人を徹底的に真似

 

結論から言うと、曲の歌い方に関しては、

 

シンプルに、歌が上手い人を徹底的に真似してください。

 

 

で、真似するならその人の全てを徹底的にマネするのがコツです。

 

 

この時に、

 

ちょっとでも自己流を入れた瞬間に「失敗」が確定するので

 

注意してください。

 

 

というのも、

 

歌声というのは、いろんな要素の絶妙なバランスで成り立ってるからですね。

 

 

口の開き方、姿勢、表情筋の使い方、頭の位置、喉の位置、地声と裏声のバランス、などなど。

 

 

これらの要素がうまーくバランスよく働いてくれてるから、その人は上手く歌えてるわけです。

 

 

だから

 

ちょっとでも自己流を混ぜちゃうと、一気に歌声のバランスが崩れ

 

てしまうんですよ。

 

 

一番最悪なのは

 

いろんな人の”いいところどり”をしようとすることです。

 

 

歌声は絶妙なバランスの結晶です。

 

 

だから、

 

なんとなく、オリジナルであれこれいろんな人の歌い方を組み合わせてみても、

 

その人の”いいと思った要素”が、もしかしたら悪い要素かもしれないし、

 

それぞれの人のいいところだけを取り入れるのは初心者のうちは難しいです。

 

 

ちょっと厳しい言い方だと、

 

今いろんな人のいいところどりをできる能力があるなら、すでにあなたは上手く歌えてるはずなんです。

 

 

だから、“中途半端な真似”が一番ダメなのです。

 

 

真似するなら、まずはたった一人を徹底的に真似しましょう。

 

 

たとえば僕の場合だったら、先生に習ってたので、

 

その先生一人を丸裸にするつもりで、

 

トレーニング方法を徹底的にぜんぶ真似してました。

 

 

先生の口の形、息の漏れ具合、声色、声量、トレーニングの組み方

 

休憩時間、トレーニング頻度…etc

 

 

本当に、何から何まで全部を真似してましたね。

 

 

ときには、先生の表情の使い方を近くで見たい一心で、

 

キスしそうな距離で、先生の顔をじっと見つめてたこともあります。ww

 

 

(ここまで一人だけを追い回していると、もはやストーカーですよ。笑)

 

 

そして、この時も自分のオリジナルは一切入れないように注意してました。

 

 

“中途半端な真似”じゃなくて、“全部真似”が基本なので、

 

先生の全てをなるべく忠実に、そのまま真似してきたのです。

 

 

こんなふうに先生一人を追い回して徹底的にストーカーしたから、

 

かなりの音痴からでも歌唱力を高めることができました。

 

 

 

やっぱりボイトレは、“一人を深く真似るが基本ですね。

 

 

これさえ徹底していれば、声のバランスを崩して二度と歌えなくなるリスクもほぼなくなるし、

 

安全に、圧倒的なスピードで成長できますよ。

 

 

 

それでは、ありがとうございました。