楽に高音を出す”キッカケ”を解説【解説音声あり】

 

こんばんは、ボイストレーナーの金子太登です。

 

 

今日は、高音を楽に発声できるようにするための、”ミックスボイス”という技術の習得方法についてお話します。

 

 

ただ、その前に事前知識として特典動画の第一話の復習から。

 

 

ザックリと復習すると、

 

歌唱力を高めるためには、

 

発声の力を高めて

 

その上で実際の曲を歌う練習をする という2つのステップを踏むのが大切でしたね。

 

そうしないと、

 

地声で高い声を出したいのに、出せないから裏声で歌う

 

声量が出せないから、大きな声で歌えない

 

 

こんなことになってしまうので、いくらカラオケで歌の練習をしても上達しないということでしたね。

 


ということで、本題です。

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僕が、かなりの音痴で才能がゼロどころかマイナスなことは、昨日のラインで分かってもらえたと思うのですが、

 

それに加えて僕の場合は音域もとんでもなく狭かったんですね。

 

 

だからこそ、低音の地声から高音の裏声までがスムーズに繋がる”ミックスボイス”と呼ばれる

 

技術を習得することで、広い音域を手に入れようとしていました。

 

 

ただ、地声と裏声をいくらつなげようとしてもこれがまったく繋がらなかったんですよね。笑

 

 

それでイライラしていた金子はトレーナーに聞いてみたのです。

 

 

金子

 

「どんなに地声と裏声を繋いでも、繋がらないんですけど…

 

そもそも地声と裏声って水と油みたいなものじゃないんですか?

 

本当に地声と裏声が繋がるんですか?」

 

 

先生

 

「息を吐きながら、小さい声で地声と裏声を繋げてごらん?」

 

 

えー、、本当にそんなんで繋がるのかなあ…と思いながらも繋げてみたんですよね。

 

 

(息を吐きながら…小さい声で地声と裏声を繋いで…)

 

【参考音源:小さい声で息を吐きながら地声と裏声を繋ぐ】

 

 

あれ?地声と裏声が繋がりやすくなったかも…あ、繋がった!繋がったわ!

 

 

こんなふうにして、ミックスボイスの卵を掴んだという経緯があったんですよね。

 

是非今やってみてください。

 

 

STEP① 自分が発声できる限界まで小さな声に音量を落として、、

 

STEP息をしっかりと吐きながら小さな声で地声と裏声を繋げてみる

 

 

小さい声だと地声と裏声のバランスが整いやすいので、地声と裏声が繋がりやすくなります。

 

 

基本的に、ミックスボイスを上手に発声するためには、

 

地声と裏声の筋力バランスがいいことが条件になっています。

 

 

ただ多くの場合、話し声で地声を使う人が多いので、裏声が地声に比べて弱いのです。

 

【図:地声が強くて裏声が弱い(バランス悪い)】

 

 

 

だからこそ、小さな声にしてあげると地声が弱まって、裏声とのバランスが整うわけですね。

 

結果ミックスしやすくなると。

 

【図:小声にして地声が弱まる(バランスいい)】

 

 

 

別に知りたくないかもしれませんが、説明するとそういう理屈です。

 

 

もちろん今このトレーニングが上手くできない方も多いと思います。

 

 

ただ、1通目の特典でお話していることを着実にこなしていけば、かなり早い段階でこのトレーニングはできるようになるので安心してくださいね。

 

 

そこから着実にやっていきましょう。

 

 

そして、今これができている方。

 

簡単に言えば、ミックスボイスの卵はもう掴んでいると思ってくださいね。

 

 

もちろん小声でのミックスボイスはそのままなら、歌に使えませんが、

 

普通のミックスボイスを習得できるようになれば、ガッツリ歌に使えるようになっていきますから安心してください。

 

 

実際昨日紹介した僕の生徒さんも、ただの裏声でしか高音を出せない状態から、3ヶ月ほどで

 

ここまで歌えるようになってきました。

 

 

【ボイトレ前:生徒さん】

 

 

【ボイトレ後:生徒さん】

 

 

才能もセンスもいらないのです。正しい方法が全てです。

 

 

是非これからも特典のミックスボイスを習得するための基本の3つのステップは継続してみてくださいね。

 

どんどん発声がよくなっていきますよ。

 

 

そして、力強い高音を発声する方法なんかも、今後はこのLINE講座の中でお伝えしていきますので、

 

毎日の講座を見逃さないようにしてくださいね。

 

 

それでは、最後まで読んでいただいてありがとうございました。