懺悔します

 

こんばんは、ボイストレーナーの金子です。

 

 

昨日開講したFMAですが、ありがたいことに多くの方が参加してくれました。

 

人数で言うと129人です。

 

 

これからもっと増えると思うので、僕の講座では過去最高の参加人数になりそうですね。

 

 

ちなみにまだ参加してないよーという人は、下記から案内を見て検討しておいてくださいね。

 

 

【Falsetto Mix Academy】

 

 

Falsetto Mix Academy

 

 

 

さて。

 

今回は、僕が昔やってしまって後悔していることをここで話していきたいと思います。

 

 

 

正直、自分の失敗を正直に話すのってすごく勇気がいることだし、

 

恥ずかしいことなんですけど、

 

話すことで皆さんが僕と同じ失敗をしないで済むと思ったんですよね。

 

 

 

だからこそちょうど反省文を書く形で、素直に書いていこうと思います。

 

 

めちゃくちゃ大事なことを話しますし、この失敗を避ければあとは成功しかないので

 

ぜひ最後まで集中して読んでみてくださいね。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

これは今まであまり話していなかったことなんですけど、

 

 

僕の場合、必死にベルティングからファルセットミックスにアプローチし続けて、

 

大失敗してしまった過去があるんですよね。

 

 

 

もうちょい具体的に話すと、ベルティングを優しく(柔らかく)出そうとしてしまっていたのです。

 

 

 

実は一般的にはベルティングを柔らかく出せば

 

ファルセットミックスになる、という認識が一般的なんですよね。

 

 

 

だから僕もその常識を信じきっていて、ひたすらベルティングを柔らかく

 

出す練習をしていたんです。

 

 

 

くる日もくる日も、ベルティングを小さい声にしてみたり、

 

柔らかい声でベルティングを出してみたり。

 

 

とにかくベルティングからファルセットミックスを作ってやろう!

 

と必死になっていたのです。

 

 

 

ただ、残念なことに

 

どんなに練習してもファルセットミックスを習得することはできませんでした。

 

 

 

でも今思えばこれは当然です。

 

 

 

なぜならベルティングとファルセットミックスは決定的に

 

発声法が違うからです。

 

 

 

あくまでもベルティングの高音は完全な地声。

 

そこに裏声の要素(筋肉)はほとんどありません。

 

 

 

に対してファルセットミックスは、裏声寄りの地声。

 

裏声系の筋肉がメインで働きつつも、ちゃんと地声の筋肉も一緒に働いています。

 

 

 

両者の発声は全くもって別物なんです。

 

だからこそ僕は、どんなにベルティングをファルセットミックスに寄せても

 

上手くいくことがなかったんですね。

 

 

 

この時は本当に辛かったですね。何が正しいのかわからなくて、

 

ひたすら迷走してました。

 

 

 

そんな時に当時習っていた先生に相談したところ、

 

ファルセットミックスにはファルセットミックスの練習法があることを

 

教えてもらったんですよ。

 

 

 

そこからは一気に練習の方向転換をし、

 

ファルセットミックスに特化した練習をしていきました。

 

 

 

地声の要素も残しつつ、裏声要素も取り入れる。

 

そんなファルセットミックスに特化した練習にトコトン打ち込んでいったんです。

 

 

 

先生からもらったテキストもボロボロになるまで読み込んで、先生の声も

 

イヤホンがぶっ壊れる勢いで、聞き込んで練習し続けました。

 

 

 

その結果、どんなに頑張っても出せなかった柔らかく美しい高音が出せるようになってきたんです。

 

 

「これだ!これがファルセットミックスか!」と驚いたものです。

 

 

裏声っぽい美しい高音でありながら、どこか声の張りもある…

 

 

そんな地声と裏声のいいとこ取りをしたような、最強のスキル「ファルセットミックス」

 

を理解した瞬間でした。

 

 

 

ファルセットミックスを習得したことで、どこまでも透き通るような綺麗な高音が出るようになっていました。

 

 

 

そして、そんな透き通る高音はバラードで特に映えるし、

 

それを友人に聞いてもらったら頭が狂ったように褒められるしで、

 

最高の調子に乗りましたけど、本当に嬉しかったです。w

 

 

 

やっぱり、ファルセットミックスを発声できているのはとんでもないアドバンテージなんだな、

 

とファルセットミックスの威力にびっくりしましたね。

 

 

 

逆に、もしあのまま先生に相談することなくファルセットミックスを我流で練習していたら

 

今頃、喉がガッチガチに固着してファルセットミックスは出せていないのは間違いないです。

 

 

 

まず十中八九

 

柔らかく綺麗な高音で歌いたいバラードも歌えず、高音が苦しそうな声で

 

叫んでしまっていたことでしょう。

 

 

 

そんなことしたら、曲のイメージが台無しだし、

 

すると誰も自分の歌を聞いてくれなくて、歌の自信がどんどんなくなってたと思います。

 

 

もしかしたら今こうして皆さんの前にいなかったかもしれません。

 

 

 

そう考えると、ファルセットミックスのやり方を知れたことに感謝ですし、

 

教えてくれた先生には本当に頭が上がりません。

 

 

 

僕の場合、運よく正しい方法を学べました。

 

 

 

だからこそこれを読んでくれている人には絶対にファルセットミックスの

 

正しい練習法を学んで、誰もがうっとりするような綺麗な高音を手に入れてみてほしいなと

 

思います。

 

 

そして、その方法はすべてFMAで解説していくので楽しみにしていてくださいね。

 

講座です。

 

 

【Falsetto Mix Academy】

 

 

Falsetto Mix Academy

 

 

 

それでは、ありがとうございました。