重要な話をします。【音声あり】

 

こんばんは、ボイストレーナーの金子です。

 

 

先日、募集したBMAですがさっそく79名の方にご参加いただきました。^^

 

 

特に、大学生の方が7割、残りは20代の方30代の方、と

 

圧倒的に若い世代の人たちに参加してもらえて、

 

本当に嬉しいことですね。

 

 

ありがとうございます。

 

 

 

そして、これは以前からお話ししている通りで、

 

BMAに関しては、今期が最後の募集となります。

 

(定員のため)

 

 

来年度以降の募集は一切ありませんので、参加を検討している人はご注意くださいね。

 

募集締め切りは、6月30日の24時です。

 

 

さて、今日もかなり大事な話をします。

 

おそらく今日のを読まないと人生損するレベルの話なので、ぜひ最後まで読んでみてください。

 

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まずベルティングというと、一部の地声感のあるロックシンガーしか使ってない

 

イメージがあるみたいですが、

 

全くそんなことはない事実を知ってほしいんですね。

 

 

 

というよりも、ほとんど全てのシンガーがベルティング使いだと思ってもらっていいです。

 

 

 

髭男の藤原さん、ミセスの大森さん、花村想太さん、Nissyさん、ワンオクのTakaさん、

 

全員もれなくベルティングです。

 

 

張りのある美しい声をもつアーティストは全員もれなくベルティングなんですよ。

 

 

 

ベルティングは高音に適度な地声感を与えてくれます。

 

そしてそれは、声の魅力的な張りを産み、

 

それは倍音豊かな声量に繋がります。

 

 

 

結果、マイク乗りのいい美しく、柔らかくも厚みのある魅力的な歌声が手に入るわけです。

 

 

そして、そんな魅力的な歌声のシンガーを周りが放っておくわけがありません。

 

周りからの評価もめちゃくちゃ上がります。

 

 

 

いやーこの発声で歌えたらもう最強でしょうね。

 

 

 

実際、ベルティングで歌える僕の生徒さんたちは

 

揃いも揃って、みんなめちゃくちゃ周囲の評価が高いです。

 

 

もうね、めちゃくちゃに賞賛されてます。w

 

 

 

僕の生徒の一人は、友人たちとカラオケに行ったが最後、

 

もう朝まで帰らせてもらえないほどの人気です。

 

 

 

次から次へと、周りに勝手に曲を予約されるので、

 

休む暇なく、歌い続けるロボットと化してます。

 

 

 

でも録音聴きましたけど、まああれだけ

 

「もっとうたってほしい」だの、「めちゃくちゃ歌うまいだの」

 

馬鹿みたいに周りから褒められてるんだから、本人も悪い気はしないでしょう。w

 

 

 

もう教えてるこっちが羨ましいですよ。w

 

 

 

こんなふうに、ベルティングを使いこなせる人たちは

 

どこでも圧倒的に活躍できる魅力的な声で歌うことができるんですね。

 

 

 

もはやチートレベルです。

 

 

 

一方で、ミックスを強化すれば地声感が出ると信じ込んでいる人たちは、

 

最終的に、裏声に毛が生えたような高音で苦しみ続けてます。

 

 

 

たとえば、この間

 

僕のところに来てくれた大学生の生徒さんは、

 

すでにベルティングに必要な筋肉「内筋(ないきん)」が完全に死んでいて、泣く泣く

 

レッスンをお断りしました。

 

 

 

僕としてもどうにか助けたかったので、本当に辛かったですね。

 

 

 

というのも実は彼はありがたいことに

 

僕のホームページや動画を参考にして、正しいミックスの練習方法を実践してたんですよ。

 

 

 

ただ残念なことに

 

正しい練習法でやろうと間違った練習法でやろうと、

 

彼が習得していたのはミックスボイスにすぎません。

 

ベルティングではありませんでした。

 

 

 

だから彼曰く、

 

練習の途中までは地声感があった高音も、1年も練習すると

 

音域がスルスルと伸びる代わりに

 

みるみる高音の地声感が失われていき、

 

最終的にはただの裏声に毛が生えたような細く、弱々しい高音になってしまったというのです。

 

 

実際、声を聞かせてもらたのですが、それを聴いて僕は絶句しました。

 

【実際の彼の歌声】

 

 

 

※「 他の方のためになれば」と音声を使うことを許可してくれました。

 

 

裏声みたいな高音だと、地声感も出ないし、

 

地声感が出なければ、高音が細くなり

 

細い高音は倍音不足で、最終的に声量も奪い取ります。

 

 

(特にA4,hiA以降はどんなに前下を鍛えようと、ミックスでは高音がキンキンします)

 

 

 

結果、彼は今マイク乗りの悪い声で、

 

「もっと声張ってよ!」とメンバーに怒られ続けたり、

 

 

初めて彼の歌声を聴く人には「それ裏声?」と聞かれてしまったりと、

 

本当に悲惨な目に遭ってます。

 

 

 

こうなるとどんどん歌に対しての自信も失うし、もう最悪のループに入っちゃうんですよね。

 

 

そして一度こうなると内筋が死んでるから、二度と元の声には戻らないわけですよ。

 

 

 

一生裏声に毛が生えたような高音で歌い続ける羽目になるのです。

 

 

悲惨すぎて恐ろしいし、何より彼が本当に気の毒だと思いました。

 

 

 

もし彼がミックスが完成する前からベルティングの練習を始めてたら、

 

 

 

今ごろ彼が憧れていた優里さんみたいに、パワフルで地声感溢れる高音や

 

Nissyさんみたいな美しく張りのある高音を出せていたでしょう。

 

 

 

大学のサークルのイベントで、大歓声を浴びながら

 

素晴らしい歌声を観客に振り撒いていたことでしょう。

 

 

 

でも彼は今後二度と、一生そんな高音を手にすることがないまま

 

パワフルな高音で歌う喜びを知らないまま人生を終えるのです。

 

 

 

本当に残念なことですよね。

 

 

 

この彼の一件から分かるのは、”どんなに正しくミックスのトレーニングを積んだとしても”

 

最終的には 高音は裏声になってしまう、という事実です。

 

 

 

大事なのは「どんなに正しい方法でミックスを練習しても」

 

という部分なんです。

 

 

 

小さい声で地声と裏声をそーっと繋ぐ練習ばかりやる…

 

ひたすら「ネイネイ」とミックスのスケール練習をやる…

 

 

 

そんな間違ったミックスの練習をやっていたら、地声感が死ぬのは当たり前です。

 

 

 

でもたとえ、そんな馬鹿げた練習をやっていないとしても、

 

発声学の権威が提唱している(僕も提唱してます)正しいトレーニング

 

(パーツの分離・強化・調整の手順)をきちんと踏んだとしても、

 

習得するのがミックスでは最終的に高音はただの裏声になってしまうんですよ。

 

 

 

なぜなら繰り返しになりますが、そもそもミックスは地声と裏声が繋がるスキルだからです。

 

 

 

 

地声の筋肉を少しずつ緩めていって、その分裏声の筋肉を少しずつ強めていく…

 

そんな地声と裏声の入れ替え作業がミックスボイスなんですね。

 

 

 

 

つまりミックスを目指す=高音は裏声で出せ

 

と、自分自身の喉にプログラミングしているのと同じなんです。

 

 

 

ゆえに、どんなにきちんと土台を固めて、

 

着実にミックスを習得したとしても、

 

最終的には高音がただの裏声になってしまうわけです。

 

 

 

だからこそミックスが完成する前の早い段階からベルティングを練習していくことが

 

大事なんです。

 

 

 

でも残念なことに、そのことに気づける人たちはほんの一握りなんですね。

 

 

 

実際のところほとんどの人がミックスボイスを極めれば、あるいは

 

ミックスボイスを強化すれば、地声感のある高音が手に入ると信じ込んでます。

 

 

 

というのも、ミックストレーニングの初期から中期までは

 

まだ地声感が残っているからです。

 

 

 

僕自身がそうだったから分かるんですけど、

 

別に高音も裏声っぽくもなんともないし、普通に声量も出せるんですよ。

 

 

 

“練習の途中までは”ですが。

 

 

 

だからこそ、まさかこれから自分の高音がみるみる裏声っぽくなっていくなんて

 

到底想像できなかったんですよね。

 

 

 

ミックスさえ習得すれば地声感溢れるパワフルな高音が出ると信じ込んでしまうんです。

 

 

 

でもそのままミックスの習得を目指し続けて、

 

練習初期を抜けて、中期以降に入って気づいた時には時すでに遅し。

 

 

 

冒頭で話した彼のように、目も当てられないような悲惨な状況に陥って、

 

裏声に毛が生えたような声で一生歌い続けることになってしまうわけです。

 

 

 

どんなに張り上げようと思っても、

 

ただの裏声を張ったような声になってしまうし、声量もまともに出ないし、

 

声は細くてキンキンするわけです。

 

 

 

しかもこんな悲惨な発声状態が一生続くなんて、僕なら発狂します。

 

 

 

なんのためにボイトレを頑張ってきたのか

 

意味が分からないですから。

 

 

 

裏声に毛が生えた高音で歌うなら、僕なら

 

歌なんてやめた方が100倍マシだと思いますね。

 

 

 

だからこそ、ちゃんと地声の筋肉である「内筋(ないきん)」が死ぬ前に、

 

ベルティングの訓練に取り組むことを強く勧めてくれた先生には

 

本当に感謝しかないです。

 

 

 

いいですか。

 

 

 

ミックスを練習して内筋が死んで地声感がなくなること。

 

この事実を決して他人事だと思わないで欲しいんです。

 

 

 

「俺だけは大丈夫」だと過信して、二度とパワフルな高音を手にできなくなった人たちが

 

ネットの掲示板にうじゃうじゃ溢れてます。

 

 

 

「ミックスが裏声っぽいのですが、どうしたらいいですか?」

 

「ミックスを鼻にかけたら強い声でますか?」

 

「ミックスに地声感が足りません」

 

 

そんな質問で溢れかえってますが、ハッキリ言って全員もうすでに手遅れなのです。

 

 

 

これは誰もがミックスの習得を目指していたら、間違いなく100%陥る罠なんですから。

 

これはあなた自身の問題なんですよ。

 

 

 

あなたも今から5、6ヶ月後にミックスが上達して

 

高音に裏声感が出てくるわけですが、そこで焦ってももう手遅れなんですよ。

 

 

 

だからこそそうならないように、しかるべきタイミングで今

 

ベルティングを練習すべきなんです。

 

 

 

今日は自分でいうのもなんですが、彼のように犠牲者がまた一人増えてほしくないので

 

相当に大事な話をしました。

 

ぜひ今日の話を覚えておいてもらえると嬉しいです。

 

 

【BMA】

 

Belting Master Academy