歌が上手い人と下手な人の決定的な違い

 

ボイストレーナーの金子です。

 

 

先日募集したBMAですが、さっそく103名の方にご参加いただきました。

 

ありがとうございます^^

 

 

そして、これは以前からお話ししている通りで、

 

BMAに関しては今期が最後の募集となります。

 

(定員のため)

 

 

来年度以降の募集は一切ありませんので、参加を検討している人はご注意くださいね。

 

募集締め切りは、4月30日の24時です。

 

 

 

さて、今日もかなり大事な話をします。

 

 

 

まずベルティングというと、一部の地声感のあるロックシンガーしか使ってないイメージがある

 

みたいですが、全くそんなことはない事実を知ってほしいんですね。

 

 

たとえば、

 

 

小田和正さん、スピッツの草野さん、

 

髭男の藤原さん、ミセスの大森さんなど、

 

 

 

張りのある美しい声を持つトップアーティストは全員もれなくベルティングです。

 

 

 

 

もちろん、この中には柔らかい声のアーティストもいるので、

 

意外に思うかもしれません。

 

 

 

でも彼らはベルティングを軽く出しているからこそ、柔らかい声でも

 

ただのヘロヘロした裏声には聞こえないわけです。

 

 

 

一定の声の張りを保って歌えるのです。

 

 

 

ベルティングは高音に適度な地声感を与えてくれます。

 

そしてそれは、声の魅力的な張りを産み、

 

それは倍音豊かな声量に繋がります。

 

 

マイク乗りのいい美しく、柔らかくも厚みのある魅力的な歌声が手に入るわけです。

 

 

 

そして、そんな魅力的な歌声になると、周りからの評価もめちゃくちゃ上がります。

 

 

いやー、この発声で歌えたらもう最強でしょうね。

 

 

 

実際、ベルティングで歌える僕の生徒さんたちは

 

揃いも揃って、みんなめちゃくちゃ周囲の評価高いです。

 

 

 

もう、めちゃくちゃに賞賛されてます。w

 

 

 

僕の生徒の一人は、友人たちとカラオケに行ったが最後、

 

もう朝まで家に帰らせてもらえないほどの人気です。

 

 

 

次から次へと、周りに曲を勝手に予約されるので

 

休む暇なく歌い続けるロボットと化してます。

 

 

 

録音聴きましたけど、まああれだけ

 

 

「もっと歌ってほしい」だの、「めちゃくちゃ歌うまい」だの

 

馬鹿みたいに周りから褒めちぎられれば、悪い気はしないでしょう。笑

 

 

 

教えてるこっちが羨ましいですよ。w

 

 

 

こんなふうに、ベルティングを使いこなせる人たちは

 

どこでも圧倒的に活躍できる魅力的な声で歌うことができてるんですね。

 

 

 

もはやチートレベルです。

 

 

 

ただそれに対して、ベルティングを使えない人たちは

 

かわいそうなほど魅力のない歌声に頭を抱えてますね。

 

 

 

まあそれもそのはず。

 

 

まずベルティングができなければ、高音での張りは一切なくなります。

 

 

 

すると、ただのヒョロヒョロした裏声まがいのミックスで歌う羽目になるので、

 

高音はどんどんか細くなります。

 

 

さらにキンキンしたか細い高音は倍音を産まないので、

 

蚊の鳴くような声量しか出せません。

 

 

 

カラオケのオケにすら埋もれるような小さい声しか出せないとなると、

 

今度は喉を絞り、喉を絞ると喉頭が上がるので声質もどんどん汚くなります。

 

 

 

実際、そんな声を魅力的だなと感じる人など超少数派、、といいますか、

 

いないも同然なので、

 

周囲からの評価もすこぶる悪くなりますね。

 

 

 

事実、ミックス単体で歌ってる人たちは

 

 

「裏声で歌ってるのかと思った」

 

「もっと声張れよ。笑」

 

「クロちゃんみたいな声」

 

 

 

などと影で笑われて、どんどん自信を無くして

 

最後は歌をやめてしまうケースもめちゃくちゃ多いです。

 

 

 

しかも、まだこんなふうに馬鹿にされれば

 

興味を持たれてる分マシな方で、

 

Youtubeなんかに動画を投稿してる人たちに関しては、そもそも

 

 

誰にも見向きもされてないです。

 

 

 

動画をアップしても、再生数0回とかよくて5回とかザラです。

 

魅力のない歌声なので、そもそも誰も関心がないのです。

 

 

 

そうやって、悩みを抱えている人たちから僕のところには腐るほど

 

相談をもらいますが、

 

 

 

そういう人たちを見ていると、ミックスが完成する前にベルティングをやっておけばよかったのに

 

 

 

と残念な気持ちになってしまいますね。

 

 

 

だって、ベルティングを習得するタイミングを逃したら

 

一生ミックスでしか歌えないわけです。

 

 

 

それってつまり、

 

一生高音を裏声で歌い続ける羽目になる

 

ということですからね。

 

 

 

こんなのあまりに可哀想じゃないですか?

 

 

 

1年も2年も努力してミックスを手に入れた結果が、

 

ただのヒョロヒョロの裏声にしか聞こえないんじゃ、

 

 

僕なら発狂しますね。

 

 

 

 

あまりに大事なことなので、何度も言いますが

 

どんなにミックスを強化しようと、地声感や声量、声の厚みは1mmも出ません。

 

 

 

かといって、透き通った美しい声になるわけでもありません。

 

本当にただのヘロヘロした細い裏声にしか聞こえない。それがミックスの正体です。

 

 

 

 

事実、プロ歌手は全員がベルティングで歌っていて、

 

ボイストレーナーもほぼ全員ベルティングです。

 

 

 

(自分がベルティングで歌っていることに気がつかず、生徒にはミックスを教えている鬼畜なトレーナー

 

もいますが)

 

 

この現実から目を背けても何も変わりません。

 

 

仮に目を背けたところで、何もしなければ

 

今から5ヶ月もすれば、あなたの高音はみるみるうちに弱々しく

 

裏声っぽくなっていくだけです。

 

 

 

だからそうなって取り返しがつかなくなる前に、ベルティングを習得し、

 

魅力的な高音を手に入れましょう。

 

 

 

結構厳しめの話に聞こえたかもしれませんが、これが現実なのであえて話しました。

 

参考になっていたら嬉しいです。

 

 

 

【BMA】

 

Belting Master Academy