Belting Master Academy
こんにちは、ボイストレーナーの金子です。
今回、ベルティングをマスターする
ベルティングボイスの”集大成”となる大型ゼミ
Belting Master Academy を発表することにしました。
と言うのも、
「一生懸命にミックスボイスのトレーニングをしているのに、
地声感が出ません。」
「歌手みたいな自然で地声のような声で歌えるようになりたいです。」
などなど、
大量の相談が毎日のように僕のLINEにドサドサ来るからです。
たしかに、今ボイストレーニングの業界を見渡してみると、
“本当の意味で”地声のような高音を習得する方法
を知らない人が多いなと
感じます。
むかしの僕もそうだったのですが、ひたすらミックスボイスを
強化しようとしちゃうんですよね。
• 地声を鼻にかけていたり、
• 喉を下げてみたり、
• お腹を押してみたり、
などですね。
でも、これらのトレーニングをやること自体はまだマシです。
失うのはせいぜい時間くらいのものなので。
早い段階で”その方法が間違いだった”ことに気づけば
まだ取り返しがつきますから。
問題なのは、取り返しのつかない致命傷的なミスです。
これをやってしまうと、地声感を増やすどころか再起不能になります。
やみくもに地声感を出そうとすることの
“本当の恐ろしさ”
を知らない人が多すぎて、非常に危険だなと思うのです。
だからこそ、
今回は地声のまま高音を出すために
やらなければいけないこと、
やってはいけないこと
を全て話していきます。
ここでは多くの人にとって
受け入れ難い現実 • 真実も、躊躇なくバンバン話していこうと思います。
それを受け入れる覚悟がない！という人は
この先を読まない方がいいと思うので、今このページを閉じることをお勧めします。
‥
大丈夫ですか？
では、地声のまま高音を突破するベルティングボイスについて
真実をつらつらと話していこうと思います。
ベルティングの可能性
ベルティングボイス。
それは、裏声感を一切感じさせない高音の出し方です。
まだ日本には浸透していませんが、そのスキルの威力と言ったら
言葉で表現できるようなものではありません。
一切裏声感を感じさせない地声の延長のような高音…
楽器に埋もれない存在感のある爆発的な声量…
海外シンガーに肩を並べるほどの太く、分厚い声…
こんなスキルが手に入るわけです。
これ、実際に手に入れたらわかるのですが、音楽人生が一変します。
実際にベルティングを学んだ僕の生徒がいるのですが、
彼のライブは圧巻です。
地声感のある魂のこもった高音は、ファンの心の奥底までかき乱します。
カラオケに行けば、あまりの濃密な高音と爆発的な声量に、
彼の周囲の人間は、褒めるのも忘れて開いた口が塞がらないレベルです。
そんな圧倒的な唯一無二のスキル、ベルティングボイスの世界を今から一緒に冒険していきましょう。
繋がない。引き上げる。
ベルティングボイスは、
地声と裏声を繋ぐミックスボイスとは違い、地声をそのまま引っ張り上げることができます。
故に、声を切り替える感覚は一切ありません。
そもそも、
“声を繋ぐ”という概念すらないのです。
つまり、
地声の最低音〜裏声の最高音まで、
全ての音域を地声でカバーできるようになるということです。
高音が裏声っぽく細い声になる…
低音域になると声がスカスカになる…
換声点がフラフラする…
声が切り替わる感覚があって歌いにくい…
そんな悩みはベルティングを習得することで一気に吹き飛んでしまいます。
だって換声点がないのですから。
爆発的な声量
T.M. Revolutionの西川さんはベルティング発声の使い手として有名ですが、
あまりの声量に、マイクを壊してしまうことがあるようです。
普通信じられませんよね。
ただ、ベルティングを習得するということは、それほどまでに
普通の声では考えられないほどに
爆発的な声量を出すことができるスキル
だということを、覚えておいてください。
もちろん、あなたがバンドを組んでいたとしても
楽器の音にかき消されることのない
圧倒的に存在感のある声で歌えるようになります。
だからこそ、メンバーもボーカルの声量なんて気にすることなく
自由に演奏できる最高のバンドグループに
あなた自信が引っ張り上げることができるんです。
「お前がいないと、このグループはやっていけない」
そんな言葉をかけられてしまうほどの、圧倒的なボーカルになれたら素晴らしいと思いませんか？
そんなどこにいっても必要とされる圧倒的なボーカルになれば、
あなたの音楽人生が非常に明るいのはいうまでもありません。
そしてそれほどのインパクトを与える力が、ベルティングにはあるのです。
心の奥底までかき乱す表現力
安全地帯 玉置浩二 さん, Mr.Children 桜井和寿さん
ASKAさん, 桑田佳祐さん, ONE OK ROCK Takaさん
Nissyさん オサムさん
X JAPAN Toshlさん（特に初期はベルティング）
King Gnu 井口理さん…etc
（人それぞれ好みはあれど）
表現力に定評があるアーティストは、地声のような
高音を自由自在に扱っていることがほとんどです。
これには明確な理由があります。
それは、地声のような高音は、声質の魅力を最大限に引き出すからです。
基本的には、低音域での地声は個性が一番分かりやすく、裏声は最も個性が分かりにくい声とされています。
試しに、アーティストの裏声だけ抜き取って聞いてみてください。
全く誰だか分からない…となるケースも意外と多いんです。
だからこそ、低音の地声の個性を高音域のギリギリ限界まで残せる地声のような高音は、
人の感情の深いところに訴えかけるのです。
聴く人の心の奥底までかき乱し、
深く感情を揺さぶってしまうのです。
あなたも感情を爆発させるような歌い方をするときは、
ベルティングを使って
一気に地声感のある高音へとシフトチェンジしてしまいましょう。
そしてあなたの歌声を待っている人に、深い感動を与えてください。
迫力ある高音ビブラート
意外かもしれませんが、ベルティングを極めると、
高音でのビブラートを自由自在にコントロールできるようになります。
なぜなら、ベルティングは力強い迫力のある高音でありながら、
喉をリラックスして発声できるからです。
高音でも余裕があるわけです。
だからこそ一般的に
「高音ではビブラートをかけづらい。コントロールしにくい」と
言われている中で、
ベルティングをマスターしている人間は、
地声感溢れる迫力ある高音 × ビブラート
という、最も難しいテクニックをいとも簡単にやってのけます。
特に、ロングートーンでのベルティングとビブラートの
組み合わせは、
ライブで必ず大きな歓声があがるほどのインパクトがあるスキルです。
このように、
ベルティングを深く学んで落とし込めば、
地声感溢れる太い高音も、
壁を突き破るような爆発的な声量も、
心揺さぶる表現力も、
高音での迫力あるビブラートも、
全ての歌唱スキルを劇的に高めることができるのです。
内筋が死ぬ日
ここまで素晴らしいベルティングですが、習得できない人がほとんどなんですよね。
これには、ある理由が関係しています。
それは、
「ミックスボイスが完成してから
地声感を出していこう！」
と思い込んでいる人がめちゃくちゃ多いからです。
だから、みんなせっせとミックスボイスを練習して、
地声と裏声を繋げようとする。
そして、やっとこさミックスが形になったときに
ようやく地声感を出そうとして、あたふたと動き出すんです。
ですが、ここだからハッキリ言いましょう。
その段階で地声感を考え始めるのでは遅すぎるのです。
いや、手遅れなのです。
理由は単純な話です。
馬鹿正直にミックスボイスを集中的に育てていくと、
地声感を出すための筋肉
“内筋（ないきん）”が死ぬからです。
もちろん、ある日突然
物理的に筋肉が動かなくなるわけじゃないですよ。
実質、”死んだも同然”の状態になるということです。
これはよく分からない人も多いと思うので、
もう一度ミックスボイスの定義を振り返えりましょう。
そもそも
ミックスボイスは、
“低音の地声から高音の裏声にスムーズに繋ぐスキル”です。
言い換えれば、
地声の働きを弱めてバランスを取るからこそ、裏声につながりやすくなるスキルですね。
（ミックスの訓練で「地声で張り上げるな」と言われるのはこのため）
ということは
地声の筋肉を弱めた状態で、裏声の筋肉を動かす状態が続くわけじゃないですか。
だからミックスだけを極めようとすると、
徐々に、そしてゆっくりと
裏声に近いミックスで”固着”していき、
そこに地声感を入れる余地がなくなってくるのです。
たとえるなら、
“地声感 (内筋）”という名の小さな芽が出ているのに、
無機質なコンクリート（=ミックスボイス）で、その芽を生き埋めにするイメージですかね。
こうなると内筋が死んだも同然の状態になるので、
この業界では「内筋が逝った」とか「内筋がご臨終になった」
と言われています。
こうなったら、もう後の祭り。
ミックスボイスというコンクリートに生き埋めにされた内筋は
もう死んでいるので、
何をやろうが地声らしさを作り出す内筋を十分に働かせることができません。
「生涯、弱々しい裏声のようなミックスボイスと付き合っていくことになるぞ」と
ひそかに恐れられているのです。
もちろん、そのことを知ってから知らずか、
すでに死んでいる内筋を動かそうとしている人がたくさんいますけどね。
でもそれは死んでしまった犬に向かって、
「お前はまだ死んでないぞ！生き返れ！」
と叫んでるようなものです。
死んだ喉の筋肉 • 神経は決して生き返りません。諦めるしかないのです。
だからこそ、手遅れになる前に
適切なタイミングで、
適切な量の
適切なベルティングのエクササイズを
ミックスと組み合わせてバランスよくトレーニングするべきだと強く伝えたいのです。
ベルティングの優位性
これは、特にプロを目指す人に覚えていてほしいことですが、
海外ではベルティングを使える一流アーティストがゴロゴロいるのに対して、
日本では使える人がめちゃくちゃ少ないという事実です。
これは
ベルティングに関する知識が日本に少ないから
というのが大きいですね。
逆に今ベルティングで歌えると、
歌が上手いとされている人間の中でも一目置かれる存在でいられます。
（というか僕の生徒は化け物扱いされていて、
周囲の人たちから「人間じゃねえわw」と言われてるみたいです。）
ただし、そんな状況もいつまでも続かないだろうな、と危機感を持っています。
だって
今のミックスボイスを考えてみてください。
Youtubeを開けば、ミックスボイスの習得方法で溢れてるし、
グーグルで検索をかければ、ミックスボイスの記事がところせましと
並んでいますよね。
でも、５年前、１０年前はどうだったでしょうか。
そのころは、
ミックスボイスを解説したサイトなんで、
“指で数えるくらい”しかありませんでした。
• みくぼいす（現れみぼいす）
• Yahoo!知恵袋
• 2ch（現5ch）
以上！みたいな。苦笑
何やらミックスボイス‥？という
高い声を出すための方法があるらしいぞ‥
そんなレベル感のスッカスカの情報量だったのです。
だからこそ、当時ミックスボイスができる人は
そりゃもう神扱いでしたからね。
でも今はどうですか？
当たり前にできるとは言いませんけど、
ある程度歌が上手い人であれば、
ミックスボイスで発声できる人がめちゃくちゃ増えました。
事実、公開オーディションを見ていても、
求められている楽曲のキーは年々上がっているし、
その音域に楽勝で対応できる１０代２０代の若いシンガーが
以前に比べて明らかに増えています。
これは明らかにインターネットが急速に発達したからでしょうね。
小学生ですら、Youtubeで大量のミックスボイスの情報にアクセスできるようになりましたから。
この前なんか、歌に興味がない美容師さんですら、
「高い声ってミックスがいいんすよね？
ミックスボイスってやっぱ難しいんすか？？ww
才能っすか？」
とヘラヘラ笑ってたくらいですからね。
つまり、
歌に興味がない人まで、ミックスボイスという言葉が知れ渡るほど
情報が広がっているわけです。
ということでは、ですよ。
センスのいい人は、ありふれた情報を上手く活用して、
勝手にミックスを習得して
どんどん上手く歌えるようになってしまうわけなのです。
もはや歌を生業にする人にとって
ミックスで歌えることは当たり前だよね。普通のことだよね。
といった風潮すら出てきてます。
そして今後、ますますその流れは強くなり、
ミックスボイスで歌えることの特別感は薄れていくでしょう。
「やっとミックスで歌えるようになったー！」と思っても、
「あ、そうなんだ〜。すごいねー」
と流されてしまってもおかしくないくらいの未来が必ずやってきます。
もう分かりますよね？
近い将来、ベルティングボイスも全く同じ流れになるってことです。
確かに今の日本では、ベルティングボイスなんて知らない人の方が圧倒的に多いかもしれません。
でも、知っていましたか？
もうすでにアメリカでベルティングは大流行しているんですよ。
ハロウィンだろうがなんだろうが、
なんでもかんでも
アメリカのお尻を追いかけていく日本のことです。
ミックスがそうだったように、
数年後にはアメリカで流行っているベルティングの情報が
ドバドバ日本に流れてくることはもう目に見えてるのです。
そして、
その時にやっとこベルティングを習得できても、、ね？というお話。
• みんながベルティングを知っている‥
• みんながベルティングを学んでいる‥
• 歌が上手い人はみんな地声で高音を発声できる‥
そんな状況で、「僕もベルティングで歌えます！」
と手を挙げたところで、
「だから何？上手い人はみんな普通にできるけど。」
と言われてしまうのがオチ。
そんなの悲しすぎませんか？
だからこそ、
周りよりも早くに、”今から”
ベルティングという圧倒的なスキルを身につけるために動くべきです。
当たり前の話ですが、
多くの人が使えないスキルを自分だけが使えるから、
大多数のライバルと差がつく。
そして、一気に目立つことができます。
Youtubeであれば、
登録者がうなぎのぼりに上がって、知名度も上がり、
俄然人気になれる。
応援のコメントが雪崩のように届いて、
高評価に溢れ、どんどん動画が拡散される。
当然アーティストとして重要なお金も稼げる。
テレビで活躍するアーティストを志望していても、オーディションを
圧倒的に有利にパスすることができる。
そんなふうに、一度目立ってしまえば、
あとは名が一人歩きするので、どうとでもなります。
でも一度も目立てなければどうにもなりません。
毎日、眠い目をこすって動画を投稿しようが、誰も見ない。
コメントされない、評価されない。
再生回数は、一桁。時には０回。
トップで光り輝く雲の上の人気Youtuberの影では
こんなふうに唇をかんで地面を這いつくばっている
音楽系Youtuberの方が圧倒的に多いのです。
チャンスの神様は、前髪しかありません。
みんながベルティングの存在に気づいてしまってから
チャンスの後ろ髪を引っ張ろうとしても、そこにもう髪はない。ということです。
でも今ならまだ間に合います。
まだ日本でベルティングが流行る直前の今だからこそ、ガッツリとベルティングを極めていきましょう。
講座でお待ちしております。
コース概要
Belting Maseter Academy は ベルティングの習得に特化したコースです。
通常レッスンの時間では伝えきれないような、ハイレベルな内容はもちろん、
たっぷりと時間を取れる特徴を活かし、ベルティングの揺るぎない基礎を固めることができるのが
大きな特徴です。
地声感溢れる高音で歌いたい方は、ぜひこの機会に参加してみてください。
期間：通常コース終了時まで
※ベルティングの習得は時間がかかるため。
（通常コースの期間は生徒さんによって異なるのでご確認ください）
開講：２０２１年 ７月１日
募集締め切り：２０２１年６月２７日
料金：
● ライトコース （月１回） レッスン１回（５０分） １５,０００円
● ミドル コース （月２回） レッスン１回（５０分） １４,０００円
● ヘビーコース （月３回） レッスン１回（５０分） １３,０００円