裏声ミックスにベルティングを応用したら…

 

こんばんは、ボイストレーナーの金子太登です。

 

 

平井堅さん、スピッツ 草野マサムネさん EXILE  ATSUSHIさん
堂珍嘉邦さん MIHIROさん…
などなど、
どのアーティストさんも、裏声系の柔らかい美しいミックスボイスを得意とする
アーティストさんです。
いわゆる”裏声ミックス”とか言われたりしてますよね。
実は、この裏声ミックス。
ベルティングと掛け合わせて練習することで、一気に高い歌唱力まで
持っていくことができるんですよね。
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例えば、平井堅さん。
実は、デビュー当時の歌声を聴くと、
「ほとんどベルティングなんじゃないか…?」と思うほど
地声感の強い歌い方だったんですよ。
それを、柔らかい裏声寄りの発声にチェンジして今の平井堅さんのスタイルがあるわけです。
スピッツの草野さんなんかもそうですね。
普段はどこまでも美しい裏声寄りの発声なんですけど、昔は
かなり地声っぽく高音を出していた時期があるそうです。
もうわかるかもしれませんね。
そう、
裏声寄りのミックスボイスで歌っている歌手の多くが、
“地声のような高音を出せる能力を持っている”ということです。
裏声っぽい高音しか出せないから、しかたなく裏声ミックスで歌うのではなくて、
地声のような高音を出せる能力を持った上で、“あえて”裏声に近い声で歌っているんです。
だから、彼らは裏声っぽい声なのに、ただの弱々しい声にならないんですよね。
美しくて、声に張りがある裏声系のミックスになるわけです。
だからもし、今裏声系統のミックスボイスを習得したくで頑張っている人がいたら、
「ベルティングなんていらないや」と練習しないのはもったいないです。
張りのある美しい裏声ミックスを習得するためにも、ぜひ講座で紹介している
ベルティングの入門トレーニングを取り入れてみてくださいね。
今回は以上です。ありがとうございました。