こんばんは、ボイストレーナーの金子太登です。

 

 

最近は独学でボイストレーニングしている方から毎日のようにたくさん質問をいただきます。

 

 

それ自体は本当に嬉しいことなのですが、

 

「確かに、独学者のためのボイトレ方法は

 

巷では解説されていないな」という悲しい事実も再認識しました。

 

 

だからこそ、昔の僕のように独学でボイストレーニングを実践している方に向けて、

 

少しでも役に立てたらと思って、

 

独学でボイトレを成功させる3つのポイントを徹底解説します。

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ポイント1.どんなノウハウで突き進むかを決める

 

僕の場合、独学でやっていた時期が長かったので、

 

本や教材等々、色々と情報を買いこんできました。

 

【買った教材の一部】

 

 

 

かなりこの業界のノウハウ事情に

 

関しては詳しい方だと自負してます。

 

 

もちろん、お金を払って買うほどのものでもない、ゴミみたいな教材もありましたし、

 

「この内容で30万円じゃ安すぎるよ…」と思うほど、

 

秘匿性の高い情報が詰まっている素晴らしいDVD教材なんかもありました。

 

 

その中で一つ分かったことは、

 

独学でボイトレをやる時に最も重要なのは、やはり

 

”どんなノウハウでトレーニングしていくか”ということです。

 

今はインターネットで検索すれば、多くのボイストレーニングの情報にたどり着けます。

 

 

もちろん、その中には

 

 

「あ、これはやれば効果出るだろうな」

 

 

と思うような素晴らしい情報も確かに存在するんですよ。

 

 

やっぱり今はいい時代だなと。

 

 

ただ、その一方で

 

 

裏声にエッジボイスを混ぜるとミックスボイスのキッカケになる!

 

鼻に響かせてネイネイ言っただけで高い声がでる!

 

 

といった、

 

 

「ええ…何をどうしたらそんなノウハウが出来上がったんだ…?」

 

 

と言葉を失うほどの間違った理論が

 

当たり前のようにたくさん混ざっているのも事実なので、

 

 

ネットに転がっている無料の情報をかき集めて実践するのは、効率が悪いのを通り越して

 

もはや危険です。

 

 

シンプルに声を悪化させるので、危険すぎます。

 

 

ですから、独学でなるべくお金をかけたくない気持ちは僕も同じだったので分かりますが、

 

最低限、体系的にノウハウがまとまった書籍や教材などは用意してください。

 

 

これだけでも、少なくとも信頼性に欠けるおかしな情報を手にする確率はグッと減らせますから。

 

ただ、何でもかんでも買っていけばいいのか?といえばそうではないので、

 

その中でもノウハウを選ぶ基準をお伝えしておきますね。

 

 

注意点が詳しい

 

これは最重要です。いくらノウハウが優れていても、

 

そのノウハウのどんな点に注意して実践すればいいのか?

 

ということがわからなければ、自分一人では正確にトレーニングできないからです。

 

 

例えば、

 

「息漏れのある裏声を出したい…」と思っていたとしても、

 

実際には息が少ししか漏れていない…といったように、

 

間違ったやり方でノウハウを実践してしまっていれば、効果が出ないのは仕方ないですよね。

 

 

だからこそ、一つ一つのトレーニングに複数の詳しい注意点がもあるような教材を選んでください。

 

失敗例がある

 

注意点と似ていますが、巷の本には上手くいった成功例しか載っていないことが多いので

 

注意が必要です。

 

あらゆる失敗例を理解するからこそ、本当の意味での成功例が分かるわけですね。

 

その点もしっかりと注意して購入してください。

 

 

基本的に、ボイトレは情報が命です。

 

このあたりの情報には迷わずに投資するべきです。

 

 

情報投資をケチった結果、数年間を無駄にして苦しんでいる方を見ると、どうしようもなく切なくて悲しい気持ちになります。汗

 

 

ポイント② 録音

 

独学でトレーニングをする場合、客観的に自分の声を聞くことは重要です。

 

「自分ではできている!」と思っても、客観的に声を聞くと、

 

全然正しく実践できていないことは日常茶飯事なので、トレーニングをするときは必ず

 

録音してくださいね。

 

 

ポイント③ 声を出せる環境

 

声を出せる環境は確実に整えるべきです。

 

週1、2でもいいので、カラオケ・スタジオを利用して大声を出せる環境を作らないと

 

小声でしか練習できずに大変危険です。

 

 

小声でずっと練習していることで、地声と裏声がごちゃごちゃに絡まることにもつながりますし、

 

大声を出しづらくなったり、高音が弱くなったりと、

 

意外に小声での練習は危ないのです。

 

 

ぜひ、3つのポイントに気をつけて、独学でもガッツリ歌唱力を高めてくださいね。

 

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